【第二回俺の映画感想】”君を愛したひとりの僕へ”及び”僕が愛したすべての君へ”

休みを利用して”君を愛したひとりの僕へ”→以降、「君愛」と

”僕が愛したすべての君へ”→以降、「僕愛」

を見に行ったのでその感想を書きます。※ネタバレなし

●大まかな感想

本作品は2本同時での公開となっており、見る順番によって感想が変わるというフレーズが売りの作品となってます。良い歳したオッサンながらなるべくハッピーな気持ちで見終わりたいという思いで「君愛」→「僕愛」の形式で視聴しました。結果から言います、非常に素晴らしい作品でした。本作品は並行世界や時間逆行といった非常に難しい概念が取り入れられているにも関わらず上手くまとめられていたと思います。いや〜、オッサン”シュタインズゲート”や”まどマギ”とかそういった作品が大好きで時間を巻き戻して死ぬ気で頑張るとかそういうのに弱いんですよね〜。本作品もそいういった例に漏れず主人公が死ぬ気で頑張ってましたww。そういう概念が好きな方にはオススメな映画だと思います。で、実際に見る順番によって感想が変わるかということですが、個人的にはフレーズ通り見る順番によって感想は変わってたのかな〜と思います。実際に自分はハッピーな気分で見終わりましたし。まあここら辺は一回きりの効果なのでもう確かめようがありませんね。昔、テレビ番組で”スターウォーズ”を1,2,3,4,5,6の順番で視聴したらどうなるのかということを検証してましたが、やはり順番によって感想が大きく変わっていたみたいです。まあ、色々と書きましたが”並行世界””時間逆行””青春””試練”等のフレーズが好きな方にはオススメします。

●「君愛」→「僕愛」を視聴した上で見えてきた注意点

1、お金がかかる

今作品は良くも悪くも2つの作品を見ることによって完成します。ということは必然的に2回分の映画料金が必要となります。なんかこの部分は結構モヤモヤしました。

2、序盤が精神的に辛い

今回自分は「君愛」→「僕愛」の順番で見たのですが、序盤の30分程度は唐突なお惚気描写が描かれていて共感もできずはっきりいうとこの時間はつまらなかったです。…自分だけかもしれませんが。

3、時系列が難し過ぎる

特に「君愛」に見られたのですが、時系列があっちこっちに行ってかなり難解でした。「僕愛」は時系列が一本の筋になっていて作品単体として楽しめたのですが、「君愛」はある種本編の裏側みたいな作品だったので時系列もあっちこっちに行って作品単体としてはかなり分かりにくいものとなってました。

肝心の見る順番ですが、お金と時間の覚悟があるなら「君愛」→「僕愛」がオススメです。フレーズ通りハッピーな気分でスッキリと見終わる事が出来ます。ただ、「君愛」は単体で見るとかなり微妙な作品になります。『最初の出来をみて次を見るか判断するという方』や『1作品しか見る余裕がないという方』には「僕愛」が1つの作品として完成されているのでそちらから見るのをオススメします。

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